アメリカ 1型糖尿病 観察記

アメリカ在住、日本生まれ、日本育ち、1型は友だち

病気を告白されたら”本当に?”じゃなくて”そうなんだ”と言ってほしい

これもタイトルどおりの話なんですが、、

ま、たまに 1型糖尿病です。

と告げると

”本当に??”

という反応がかえってきたりします。

 

定型リアクションの1種なんでしょう。

あるいは、糖尿病というと2型糖尿病のイメージが先行するので、若いのになんで?

という意味も含まれていたり、

1型糖尿病を知っている場合でも驚きを表現している場合もあります。

 

でも、

1型糖尿病はすでに私のアイデンティティの大事な一部なので、、良い気持ちがしません。

 

自分の子を抱いているのに

“え、あなたの子供なの?本当に?”

って、言われているようです。

 

でも、これ傷つきますよね?

 

プライベートな情報を共有しようとしています。

受け入れ難い事実を受け入れて、病気を自分のものとして、やっと言えるようになったのです。

それなりの壁を越えて、新しい関係を築こうとしている瞬間に、”本当に?”なんて、相手のアイデンティティにわざわざ疑問符をつけることはないと思うのです。

 

この”本当に?”という反応怖くて、病気や障害、アイデンティティの共有を阻んでいるところがあると思っています

 

だから、私も、

老若男女、

誰かから自身の病気やアイデンティティに関することを教えてもらえたら

”そうなんですね。”と

受けとめようと思っています。